店舗は飲食・物販などを問わず、デザインによってより繁栄するお店となるお手伝いをさせていただかなければなりません。 お店の成長のための条件は、より良い商品(サービス・モノ・フード)、より良いサービス、適正な価格、そして「店舗のデザイン」です。
 店舗のデザインにはオーナー様の思想・理念・理想が反映されていなくてはなりません。 私たちは、オーナー様とじっくりコンサルティングをさせていただいた上で、その「思い」をカタチに創り上げていきます。 そんなお店には確実にコアなファンが生まれていくものと私たちは信じています。
バー
[ティンクル]
(名古屋・栄)
オーナー様は脱サラ後、横浜にてバーテンダーの修業をしていらっしゃいました。 とくにトム・クルーズの「カクテル」で有名になったフレア・バーで修業を重ね、数々の賞も受賞していらっしゃいます。 地元名古屋に戻られて自分のバーを持つことに。ご要望はオーセンティック(本物志向)で、 重厚でありながらも気軽にフレアが楽しめるカジュアルなムード。因みに、オーナー様は常に蝶タイと黒のスーツ姿です。 基本色を「ダークボルドーブラウン」とし、入口ドア、カウンター、バック棚などに用い、 ライトベージュの壁とのコントラストで緊張感を和らげています。また、ヨーロッパ好きのオーナー様に向けにアイアンを用いています。

ラーメン店
(名古屋・南区)
約10年間営業されてからの全面リノベーションです。カウンターのみのお店でしたが、テーブル席を作りたいとのご意向。 ラーメン店らしくない雰囲気で、若い人たちの層にもアピールしたいとのこと。 店内のカラーはなるべくライトにし、イスなどもまるでイタリアンレストランのようなイメージに。 壁に大きな黒板を創り付け、天井も同じ黒でシックなムードも。トイレは明るく、清潔に見えるように工夫しました。

       

     
理容室
[アーバンヘア]
(名古屋・千種区)
50年以上続く伝統的で本物志向の理容室の全面リノベーションです。お父さんと息子さんのお二人で経営をなさっています。 ジャズ好きの息子さんのご意向を中心に、1920年代のニューヨークの「バーバー」をイメージすることに。 外観はあえて古ぼけたイメージの木と塗り素材を用い、あの「床屋さんのサイン」は極力小型なものに。 代わりに「ブルー・ホワイト・レッド」のストライプをアクセント的にサイン代わりに用いました。 おかげでオープン当初はよく「フレンチ・レストラン」と間違われたとか。 インテリアはアンティークなムードと、ニューヨーク・アール・デコを融合。 床もテラコッタスタイルとフローリングを貼り分け、変化のあるムードとしました。 鏡まわりの明るいタイルもお店を活気あるものとしています。すでに多くのコアなファンがいらっしゃいます。 本物の「バーバー」を求める男性は意外と多いものです。

       
ジャズライブ・バー
[スピークロウ]
(広島)
広島の中心にある地下のジャズ・ライブ・バー。 このお店のメインとなるソファ、イス、テーブルなどの家具類のデザインを受注させていただきました。 ライブハウスですので家具はレイアウトの変更がしやすく、また背もたれが視線の邪魔をしないこと、 そしてリラックスして座れることを目指したデザインに。皮のカラーはオーナー様もお気に入りのダークパープルブラウン。 あまりパープルが前面に出ない、シックなイメージながらもミステリアスなムード。 1つ1つの家具は店名の入った金属プレートがはめ込んであり、「スピーク・ロウ」オリジナルの家具とわかるようになっています。 また、お気に召したお客様には同じデザインの家具を店内で販売もしています。

       

 
レストラン
[コチェリーノ]
(名古屋・千種区)
イタリアンレストランをイメージしながらも幅広いメニューを提供するカジュアルレストランの全面リノベーションです。 店名は単になんとなくイタリア語っぽいというだけの完全な造語。 ギミックが効いたユーモア溢れるセンスです。女性客を意識して、明るい店内、オープンカフェ、テラコッタタイル、アイアンの装飾など おしゃれで楽しいムードに溢れています。イタリアの小さな村風のラスティックな外観も親しみやすいものとなっています。

     
創作居酒屋
[満間-みつま-]
(名古屋・名駅)
名古屋駅に近い居酒屋の多いエリアにある新感覚の創作居酒屋。 近くに安価な居酒屋が多く、お店も2階にあるため、大型の看板が唯一のアイキャッチャーです。 その看板のデザインも行いました。店内のイメージと一致するようにカラーを選び、決して安っぽく見えないように注意しました。 以前のお店は青魚専門店だったので、店内も外も青が多用されていました。青は食欲を刺激しないカラーです。 そこからの全面リノベーションでした。とにかく青をすべて消し、逆に食欲を刺激するオレンジのファミリーカラーで全体をまとめました。 イス、テーブルの家具はオリジナルデザイン。女性も入りやすいお店のイメージを目指しました。

       
キッズ・イング
リッシュスクール
(名古屋・天白区)
 入口付近:親しみやすさと安心感をもたらすテラコッタの床材を使用します。 受付カウンターにはナチュラルなカラーのウッドを用い、 背景のカベには「Welcome」を意味するライトオレンジを使用します。
 打ち合わせスペース:壁面には変化に富んだ収納シェルフを設置し、資料等がすぐに取り出せるようにします。 打ち合わせ用デスクには落ちついたブラウンのウッドデスク、チェアは背もたれの低い オリジナルデザインのチェア(ホワイトベージュ)を用います。

   
美容室
[106]
(名古屋・千種区)
元々、焼き鳥屋さんだった半地下のお店を全面リノベーションで美容室に。 若い男性オーナーが1人で運営していかれるため、かなり個性の強いお店となりました。 オーナー様は大のイギリス好き。 アンティークの家具、雑貨類をコレクションされており、お店で使いたいものをすでに決めておられました。 店内のイメージももちろんイギリス・アンティーク風。古い味わいのレンガ貼り、ブラウンの腰壁、 古ぼけたベージュの塗り壁、アンティークなテラコッタタイルなどの伝統的なイメージに、 天井むき出しのコンクリート、ワイヤーを使った照明などの今風の感覚も。 入口は西日を防ぐためにステンドグラス入りのドアを用い、カラーもブルーグレイのラスティック風としました。 待ち合いスペースのカウンターではエスプレッソが飲めます。オーナー様の個性満載のお店となりました。 尚、外観も全面リノベーションしています。

       
お菓子とパンの学校
[50-サンカンテ-]
(名古屋・東区)
店舗の奥に教室、手前にケーキ・クッキーの物販スペースを持ちます。 パリ・フランス好きのオーナー様は「派手ではなく目立つ」お店創りを望まれました。 外観は看板も含め、パリのお菓子屋さんのイメージに。店名の50(フランス語でサンカンテ)は50番地だから。 かつてのフランス・フランでは50フラン紙幣のデザインが「星の王子様」だったこともあり、店内には50フラン紙幣がディスプレイされています。 教室スペースには黒板をレイアウト。オーナーご自身で塗られました。2台の手洗いの周囲はフレッシュグリーン。 明るい床ともども清潔感あふれています。物販スペースも明るく楽しいムードを目指しました。 オーナー様お気に入りのアンアン入りのドア、赤いポストが目印となりました。パリ風の屋外看板も「さりげなく目立って」います。